Q:安い補聴器と高い補聴器は何が違うの?

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2020年11月25日

 

補聴器の価格はピンキリで、幅が広く設定されてます。

まず、「安い補聴器」・「高い補聴器」で形や大きさは変わりません。違うのは中に入っているコンピューターの性能と備わっている機能です。

 

じゃあ補聴器の中のコンピューターが何をしているのか?

普段私たちが聴いている音は声だけではありませんよね? 例えばレストランだと、「店内のBGM」・「周囲の人の会話」・「空調の音」などなど..たくさんの種類の音がとても複雑に混じりあっています。
生活をしていると、どうしても「聞きたい音」以外の邪魔な音も入ってきてしまいますし、補聴器にも同様にたくさんの音が入ってきます。

少し難しいお話になりますが、音は波のような図で表すことができます。

 

 

 

このような波の形を分析して、声なのか?雑音なのか?を判断します。(他にも周波数・時間的要素などもふまえて分析してます。)
「チャンネル数」などと呼ばれていますが、補聴器ではマイクに入った音を複数の回路に分けて分析しています。
もし1つの回路だと、雑音を抑えると同じ回路の音も全て下げられてしまい、声も抑えられます。
安い補聴器と高い補聴器の主な違いは、このチャンネル数の差です。

 

その結果
・周囲の環境の判断が正確になる
・細かな音作りができる(調整)
・できるだけ音声を残しつつ雑音を抑えられる。
・音がより精密なものとなる。(カメラの画素数のようなイメージ)

数多く分析ができれば、処理能力も良くなることがお分かりいただけるかなと思います。また、備わっている機能にも違いが出てきます。

 

簡単にまとめると
・チャンネル数(調整のきめ細やかさ)
・雑音抑制機能
・ハウリングの抑制
・指向性機能(どの方向を集中して拾うか。人の声を自動追従する機能もある。)
・両耳間連動機能(左右の補聴器でリアルタイムに通信を行う。)
・ワイヤレス通信機能(スマホやアクセサリーとの連携)
・環境適応(音量や雑音抑制の設定を環境ごとに自動変更)
・音楽モード
・衝撃音抑制機能(食器の音やドアを閉める音などを効果的に低減)
・風雑音抑制機能
・反響音抑制機能
・AI機能

価格によってこのような機能の有無や、同じ機能が搭載されていても性能に差が出てきます。
ただし、安いからといって性能が悪い訳ではありません。価格が安い補聴器は、特定の機能に特化していたり、機能を絞っていることがあります。
ご自身の目的に合わせたものを選ぶことが大切ですので、詳しくは担当のスタッフに相談してください!

 

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