【補聴器】ご家族様向けのHP【祖母との聞こえの話】
(TOPICS)
2022年4月22日
こんにちは、アズマ補聴器センター新居浜店の藤原です。
今日は私の祖母との聞こえの話をしたいと思います。
私の祖母は昨年101歳でこの世を去りました。
私が幼少の頃はとても元気で、いつも会話の中心にいたような思い出があります。
ただ段々と耳が聞こえ辛くなり、私が30代になったころには、いつも私の話をニコニコ聞いてくれるのですが、殆ど伝わらず、会話が成り立たない状態になっていました。私が話をしても、返ってくる返事は全く違う内容の祖母の伝えたい言葉だけ・・・
親戚が集まってもいつしか、隅っこに座りずっと黙ったままで会話に入る事はほとんどなくなっていきました。
せめて2人の時は少しでも喜んでもらえたらと、孫を連れて帰ったり、孫の絵をプレゼントしたり、耳元で大きく話をしたり。ただいつもお互いが一方的な会話を繰り返していました。伝わらないもどかしさもあり、私自身も段々と疲れてきてしまいました。
今、私はアズマ補聴器センターで認定補聴器技能者として働いています。最初は聞こえ辛くなってきているお客様に喜んでもらいたいという一心で仕事をしてきました。ただ仕事を続けていると、ご本人様の聞こえが改善されれば、ご家族様にもご本人様と同じくらい喜んで頂けるのではないか、と思い始めました。実際、ご家族様と一緒に来店頂き、補聴器装用して頂くようになると、ご家族様からも会話が凄くスムーズになったよ、とか、電話での会話が前より凄く話しやすくなったよ、とか、会話で聞き返す事がなくなってきたよ、など喜んで頂いています。
15年前、今考えると恥ずかしい話ですが私は祖母に補聴器を装用してもらう、という考えさえ思いつかなかったのです。私だけでなく、家族誰一人としてその考えが思いつかなったのです。今15年前に戻れれば、もっと祖母に違う人生の後半を送らせるらせる事ができたかもしれないし、私も伝わらないもどかしを感じる事がなくなっていたかもしれない・・・
言葉や会話はただ聞くだけでなく、様々な会話の中から様々な感情を味わう事ができます。
聞こえにお困りのご本人様とそのご家族様にも喜んで頂ける仕事がしていきたい!
そんな思いから、今回ご家族様向けのHPを作成していきます。
どんな事でも結構です。
聞こえにお困りのご本人様やご家族様がいらっしゃれば、ご相談下さい。
全力でサポートしていきます。
お知らせ:投稿中にある「家族向け補聴器プロモーションのページ」公開いたしました
ぜひご覧下さい。
チャットでかんたん!来店予約はこちらから
お問合せはこちらから
アズマ補聴器センター 松山はなみずき店
https://www.emimi.jp/shop/matsuyama.html
アズマ補聴器センター 今治店
https://www.emimi.jp/shop/imabari.html
アズマ補聴器センター 新居浜店
https://www.emimi.jp/shop/niihama.html
アズマ補聴器センター 四国中央店