Q:難聴と認知症の関係は?補聴器で認知症を防げるのか?
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2020年10月18日
こんにちは、アズマ補聴器センター松山はなみずき店です。
今回は難聴と認知症に関する疑問にお答えします。
Q:難聴と認知症の関係はあるのか?補聴器で認知症を防げる?
A…難聴になると認知症になるリスクが高まります。
補聴器で認知症を防ぐことが出来るかどうかは、現在世界中で研究をされている段階です。
厚生労働省が平成27年に策定した「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」には、『難聴が認知症の危険因子の1つ』として記載されています。
(参考 厚生労働省新オレンジプラン パンフレット https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nop_1.html)
難聴になると、周囲からの情報量が絶対的に減少します。
その結果、他人の言っていることがよく聞きとれない、会話がうまく成立しない、という経験を繰り返し、周囲との関わりを避けるようになります。そして、だんだん社会との交流が減少し、精神的健康にも影響を与え、認知機能の低下をもたらすことがあります。
難聴になるとすぐに認知症になるわけではありません。
難聴によりコミュニケーションが少なくなったり社会との関わりが減ったりすることで認知機能に影響が出る可能性があります。
(参考 シバントス補聴器 認知症と難聴 https://www.signia.jp/dementia-and-hearing-loss/)
認知症と補聴器装用の関係性については、現在世界中で研究がすすんでいます。
フランスのボルドー地区での調査※では、補聴器を装用していない人は健聴者に比べ認知機能の低下が認められましたが、補聴器を使用している人にはそのような傾向がみられませんでした。
今後も認知症と補聴器については、世界中で調査がすすめられていきます。
(※Self-Reported Hearing Loss,Hearing Aids,and Congnitive Decline in Elderly Adults:A25-Year Study : Helene Amieva.Camile Ouvrard など:JAGS 63:2099-2014,2015)
参照書籍「よくわかる補聴器選び2019」
認知症の発症を予防するためには、しっかりとまわりの人とコミュニケーションをとり、社会交流や趣味活動の場に参加することが大切です。
難聴を理由に、好きなことをあきらめてしまうのはもったいないです。聞こえにくくなったと思ったら、まずは耳鼻科に相談を。そして、補聴器を使うという選択肢を考えてみてください。
最近の補聴器は小さくておしゃれなものもたくさんありますよ♪
アズマ補聴器センター松山はなみずき店
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