【補聴器は介護保険・保険は使えないの?】障害者総合支援法による補装具費支給制度

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2021年10月1日

こんにちは!アズマ補聴器センターです。

 

今日は「障害者総合支援法による補装具費支給制度」についてお話しします。

 

ときどき、お客様から「補聴器は介護保険とか保険を使えないの?」とご質問をいただきます。

現状では、補聴器購入に関して介護保険や健康保険など、保険は適用を受けることができません。

 

補聴器購入の負担を減らすことができる制度として、

障害者総合支援法による補装具費支給制度(補聴器の購入費用給付)があります。

(補聴器購入に関して、難聴の程度が身体障害者の基準に適合する場合は、

この制度を利用することができます。※耳鼻咽喉科医の判断に基づきます

手続きは以下の通りです。

 

①まずは身体障害者手帳を取得します

 

総合支援法による補聴器購入費用の給付を受けるためには身体障害者手帳を取得している必要があります。

すでにお持ちの方はそのまま補聴器の購入費用給付の申請ができますが、

まだお持ちでない方は手帳を取得する必要があります。

 

身体障害者手帳の手続きとして、まずはお住いの市区町村の福祉課にご相談ください。

 

(1)福祉課窓口で身体障害者手帳の申請書類を受け取り、指定の病院の紹介を受けます。

(2)指定の病院の耳鼻咽喉科医の診断を受け、診断書を記入してもらい、

再度、福祉課の窓口へ行き申請の手続きを行います。

(3)その後、身体障害者手帳の交付が認められれば、手帳が交付されます。

 

 

②次は補聴器の購入費用給付申請の手続きをします。

身体障害者手帳を取得したら、補聴器の購入費用給付の申請をします。

(1)福祉課窓口にて、意見書(医師が記載)を受け取ります。

(2)補聴器相談医の診断を受け、意見書の記入をしてもらいます。

(3)再度福祉課窓口へ行き、申請の手続きをします。

(4)市から「補装具費支給決定」の通知書が届いたら、

補聴器の購入(自己負担金があれば支払い)となります。

 

 

以上の手順はあくまでも一例です。

手続きの手順は各自治体によって違う場合もございますので、詳細はお住いの市区町村の福祉課にご確認くださいませ。

ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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